旅 行 貯 金 と は

 旅行貯金とは、読んで字のごとく「旅行」のついでに郵便局で「貯金」をすることをいい、これを趣味にしている方は、結構いらっしゃいます。中には、「郵便局めぐり」、「局めぐ」などと呼ぶ方もいらっしゃいます。
 また、本来「旅行」があって「貯金」なのですが、「貯金」をするための「旅行」になっている方も結構いるようでして...(そういう私も、最近「貯金旅行」になりつつあります。)
 で、実際に郵便局では、郵便貯金総合通帳へ預入を行います。預入額は、皆さんまちまちのようですが、「毎回100円づつ」や「訪問した局と同額」というのが多いようです。
 そして、肝心なのが、通帳に局長印(注)(郵便局では「主務者印」といったほうがとおりがよい。)や局名のゴム印を押してもらうということです。窓口の方に頼めば、預入した行と同じ番号の上下にあるマスに局長印を押してくれます。(規定上、押さなくてもよいことになっており、言わないと押してくれないことがあります。)また、預入額が印字された横の余白に局名のゴム印を押してくれます。
 これで、1局分の「旅行貯金」が完了するわけです。(簡単でしょう。)あとは、これの繰り返しで、究極の目標は、全国約24000局といわれる郵便局全てに訪問することなのです。
 これ以外にも、猛者の方は、定額預金・定期預金への預入、普通為替・定額小為替の振出、振替口座への振替、風景印・消印の押印、領収証の収集、自動預入払出記の取引明細書の収集...などなど、郵便局で扱う、ありとあらゆるメニューをこなす方もいらっしゃいます。
 私は、基本的に、郵便貯金総合通帳へ預入だけしかやりませんが、分室や出張所では、定期預金の預入をしたり、貯金を扱っていない郵便局では定額小為替を振り出してもらっています。
 結局のところ、旅行貯金を趣味とする人は、それぞれのスタイルがあり、また、ルールがあり、それを個人個人で楽しまれています。
 私もぜひ始めてみたいといわれる方、まずは、郵便局へ行って、郵便貯金総合通帳を作成してください。(最低10円の預入が必要です。)そして、窓口の方に一言、「主務者印と局名のゴム印を押してもらえますか。」とお願いしてください。これでOKです。

(注:平成13年1月9日追記)
 平成13年1月9日から新型『郵便貯金総合通帳』が登場しました。この通帳は従来の横開きではなく、銀行の預金通帳のように縦開きとなっています。
 そして、何よりも局長印(主務者印)欄が廃止されてしまいました。ということで、従来、旅行貯金の大きな目的のひとつであった局長印(主務者印)を押してもらうという行為が徐々にできなくなりました。
 ただし、当面の間は、郵便局に在庫がある限り従来型の通帳への繰越(再発行)を取り扱ってもらえますので、しばらくは、大丈夫のようです。
 また、『郵便貯金通帳(貯蓄型)』は、今回様式の変更がありませんでしたので、こちらを利用されるとよいかもしれません。いずれにせよ、近い将来、『郵便貯金総合通帳』へ局長印(主務者印)の押印ができなくなるということは、頭に入れておいたほうがよいでしょう。

 参考図書
  今から、「旅行貯金」を始めたいと思っている方は、次の図書を参考にされるといかがでしょう。
   ●旅のついでに3334局 日本縦断「旅行貯金」の旅
     種村直樹著 徳間書店発行 ISBN4-19-860276-X
   ●ただいま3877局 気まぐれ旅行貯金の旅
     種村直樹著 自由国民社発行 ISBN4-426-88500-0
  この他にも、ホームページ上で「旅行貯金」の話題を扱ったページがたくさんあります。
  「旅行貯金」・「郵便局」などのキーで検索してみてはいかがでしょうか。